地域創造学科には、「地域ワークショップ」という科目があり、地域の課題発見や解決のため、受講者全員がまちづくりの担い手の立場で主体的な議論を交わし、地域の方々とも協働して解決策を模索しています。
今年度は、北九州市(折尾整備事務所)と連携し、令和4年度開館予定の折尾駅高架下の多目的交流施設について、まちの賑わいや多世代交流の観点からコンセプトやネーミングを考え、昨年の12月21日(月)に、北九州市役所において、北橋市長へのプレゼンテーションや市長との意見交換を行いました。
学生たちは、先行施設であるリブリオ行橋や水巻町図書館などを見学した上で、地域創造学科の学生を対象にしたアンケート調査や地区婦人会、地元幼稚園の先生方へのインタビューなどを通じてアイデアを考えました。
折尾駅前での現地調査
学生たちからは、キッチンカーやオープンカフェ、健康遊具などがあったらいいとか、多世代交流ができるクイズ大会、健康体操、スマホ&パソコン教室などのイベントを行いたい、落ち着ける快適な施設にするべきだといったアイデアが飛び出し、北橋市長も熱心に耳を傾けておられました。
ネーミングについても、「ORIVE」、「オリバ」「おりこい」というアイデアを発表し、北橋市長から「どれもおもしろいね」といったご感想をいただきました。学生たちにとって、かけがえのない経験となりました。
北橋市長へのプレゼンテーション