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写真:共通教育センター 准教授 准教授 (LIN  LEQING)
教員氏名 林 楽青
ローマ字 LIN LEQING
所属学部 共通教育センター
職 名 准教授
所属学部(兼任1) 経済学部
研究室 学思館3F
研究室電話番号 093‐693‐3064
メールアドレス rin-r@kyukyo-u.ac.jp
オフィスアワー 水曜日 12:30 ~14:00
学生諸君へ ぼくにとって大学時代の最大の財産は外国語の習得でした。
そのおかげで、海外での駐在生活や海外とのビジネス経験など、多くの挑戦と成長の機会に恵まれました。
これこそが、外国語がもたらす無限の可能性の証です。
これまでの経験を生かし、皆さんの新しい人生の扉を開く一助となればと思います。
ぜひ、私の授業でその第一歩を踏み出し、世界との豊かなコミュニケーションを体験してください。
取得学位 大連外国語学院(大学)外国文学修士学位
東亜大学 人間科学博士学位
学歴 1991年8月~1995年7月 大連外国語学院(大学) 日本語学科外国経済貿易専攻
1995年9月~1998年7月 大連外国語学院(大学)大学院 日本語学科日本言語文学専攻修士修了
2004年4月~2011年9月 北九州市立大学院社会システム研究科地域社会システム専攻 社会人博士課程単位取得満期退学
2015年4月~2018年3月 東亜大学大学院総合学術研究科人間科学専攻博士課程修了
2022年9月~2023年8月 東京大学大学院 総合文化研究科 外国人特別研究員(ポストドクター)
専門分野 社会言語学、文化人類学、メディア
所属学会名 2013年4月/東アジア日本語教育・日本文化研究会(現在に至る)
2018年3月/日中翻訳文化教育協会(現在に至る)
2019年4月/東アジア言語文化学会(現在に至る)
2021年4月/日中対照言語学会(現在に至る)
2021年4月/韓国日語日文学会(現在に至る)
2022年4月/日中対照言語学会(現在に至る)
2023年4月/日本映像学会(現在に至る)
2023年4月/表象文化論学会(現在に至る)
2023年4月/中日言語文化教育推進会(現在に至る)

教育研究社会活動の概要 【教育】
①2018年~2021年中国全国翻訳専業資格試験審査員
②2013年10月 第一回中国全国大学マイクロレクチャー教学コンクール大会遼寧省一等賞
③2013年10月 第一回中国全国大学マイクロレクチャー教学コンクール大会優秀賞
④2019年11月 中国全国大学教師教学イノベーションコンクール大会-第五回外国語マイクロレクチャーコンクール大会全国決勝戦優秀賞
⑤2021年11月/第四回「人民中国杯」日本語国際翻訳大会全国一等賞優秀指導教師賞
⑥2023年~2024年 中国全国大学学部卒業論文審査員
⑦2024年度 中国全国大学修士学位論文審査員

【科研】
① 大連における日本人コミュニティによる大学日本語教育との連帯役割の研究(代表者)2011~2012年度 大連市社会科学院(中国)
② 在中国外国人コミュニティによる大学日本語教育への役割の研究(代表者)2011~2012年度 大連理工大学(中国)
③ 新情勢における日本語同時通訳人材育成体系の研究(代表者)2014~2016年度 大連市社会科学院(中国)
④ 大連方言における中日言葉の研究(分担者)2008~2009年度 遼寧省社会科学界連合会(中国)
⑤ 社会言語学にて大連市日本語店名の研究(分担者)2011~2012年度 大連市社会科学院(中国)
⑥ 遼寧省沿海都市の多言語景観に関する研究(分担者)2015~2016年度 遼寧省経済社会発展基金(中国)
⑦ 「一帯一路」及び日中韓自由貿易地区における中国語共通語構築の研究(分担者)2015~2017年度 遼寧省社会科学企画基金(中国)
⑧ 社会空間理論にて日本における中国人コミュニティの言語景観変化の研究(分担者)2016~2019年度 中国教育部社会科学基金(中国)
⑨ 日本災害基本言語「やさしい日本語」の構築特徴及び応用機能の研究(分担者)2021~2023年度 中国国家社会科学基金(中国)
⑩ 植民地遺産の消費文化化に関する比較研究—日本の旧支配地域にみる記憶の継承と忘却(2023~2024年協力者、2025-2026年分担者)2023~2026年度 日本科学研究費
担当授業科目 中国語
言語と異文化
キャリア基礎演習
社会貢献・国際連携等 ①2001年3月~2003年03月 福岡mimiラジオ局「大連新発見」番組のパーソナリティー
②2009年9月~2012年12月 大連ラジオ局「九州新発見」番組のプロデューサー&DJ
③2024年4月~2025年3月 福岡LOVE・FMラジオ 大連ホットライン番組 大連リポーター
④2018年09月~ 中国(大連)服装繊維品博覧会デザイナーコンテスト及びシンポジウムの通訳 
⑤大連中日文化交流協会理事(2009年~現在)
⑥大連市中日友好協会監事(2021年~現在)
種 類 著書・
学術論文の名称
単著
共著
発行
年月等
発行所等 概 要
著書
著書 6.大日本帝国期の建築物が語る近代史-過去・現在・未来 共著 2022.2. 勉誠社 大日本帝国期の建築物が当時どのように建設されたか、その背景と現在の現地での位置づけについて紹介する本である。中国東北における日本植民地時代の建築物を調査した内容をまとめた。[P106~119を担当]
(西澤泰彦、中島三千男、藤野陽平、パイチャゼ・スヴェトラナ、辻原万規彦、平井健文、林楽青、芳賀恵、中村八重、飯高伸五、西村一之、市原猛志、永吉守、渡邊義孝、高田真)
著書 4.老残遊記-Ⅰ 共著 2018.1. 大連理工大学出版社 中国清代の小説の日本語訳本であり、本人と他の訳者と共にこの小説の訳文を審訳した。[P25~69を担当]
(孫蓮花、斎藤齊、林楽常、林楽青)
著書 5.老残遊記-Ⅱ 共著 2018.1. 大連理工大学出版社 中国清代の小説の日本語訳本であり、本人と他の訳者と共にこの小説の訳文を審訳した。[P318~369を担当]
(孫蓮花、斎藤齊、林楽常、林楽青)
著書 3.ワン・アジアに向けて 共著 2017.3. 花乱社 アジアの多様性、民族主義、グローバリゼーション、歴史・文化などをテーマに、対話や質疑応答形式の授業法で講義した内容の集大成である。[P164~182を担当]
(崔吉城・本山大智、林楽青、倉光誠)
著書 2.複文における日中対照実証的研究典 共著 2014.9. 世界図書出版社 日本語と中国語の複文構造を比較し、語順や接続詞の使い方などの違いを分析した本である。実証データを基に両言語の共通点と相違点を探り、言語教育や翻訳に役立つ内容である。[P340~371を担当]
(李光赫、張北林、林楽青、王楠)
著書 1.工程機械日漢双向辞典 共著 2011.9. 大連理工大学出版社 建設機械関連の用語を日中・中日双方向で収録した専門辞典である。日本語と中国語の両言語に対応し、技術者や研究者が正確な技術翻訳を行うための実用的な参考書として活用できる。[P273~347を担当]
(分担執筆:杜鳳剛、孫蓮花、孟慶榮、呉世蘭、王沖、孫成志、成芳芳、李光赫、孔月、李筱平、林楽青)
学術論文
学術論文 61.技術文書における専門用語翻訳の研究-3DCG用語を中心に- 共著 2024.9. 東アジア言語文化研究(第8号)(P171 ~182) 3DCGチュートリアルにおける専門用語の翻訳方法を探り、技術文書翻訳への示唆を提供することを目的とする。現行の技術文書翻訳研究が文体に偏重しているため、専門用語の扱いに焦点を当てた。
学術論文 59.BPLに基づく「日本語学概論」授業実践-言語景観調査を中心に- 共著 2024.5. 日本言語文化研究(P219~226) BPL(Blended Project Learning)を用いた「日本語学概論」の授業実践を分析し、学生が実際に街中で日本語の言語景観を調査しながら学ぶプロジェクト型学習の効果を考察し、学生の学びの深化や実践的な言語知識の獲得にどのように貢献したかを明らかにした。
学術論文 60.『紅楼夢』における呼称語「姑娘」の和訳研究-テレビドラマの字幕と小説の比較研究を中心に- 共著 2024.5. 外国語言教学与研究(25)(P7~10) 中国古典小説『紅楼夢』に登場する呼称語「姑娘」の翻訳を、テレビドラマ版の字幕と小説の和訳を比較しながら分析し、文脈に応じた翻訳の違いや文化的背景をどのように伝えているか、また翻訳の課題や工夫を明らかにした。
学術論文 58.テレビドラマ『三国志演義』における字幕翻訳の研究-動物の成語を対象として- 共著 2023.12. 日中言語文化第17号(P95~102) 中国の古典『三国志演義』を原作としたテレビドラマに登場する動物に関連する成語の字幕翻訳を分析し、成語の持つ文化的背景や象徴性をどのように翻訳し、異文化の視聴者に伝えているかを考察し、翻訳上の工夫や課題を明らかにした。
学術論文 55.日本植民地期映画における中国「都市」イメージの形成 単著 2023.9. 日本言語文化研究第八輯(P218~228) 日本の植民地期に制作された映画に描かれる中国の都市像を分析し、当時の政治的・文化的な背景がどのように影響を与え、映画を通じて中国都市のイメージがどのように形成され、観客に提示されたかを明らかにした。
学術論文 56.特撮ドラマにおけるクレジットタイトルの字幕翻訳の研究 共著 2023.9. 日本言語文化研究第八輯(P141~151) 特撮ドラマのクレジットタイトルにおける字幕翻訳を分析し、制作スタッフやキャスト名などの固有名詞や専門用語の翻訳方法、文化的ニュアンスの伝達方法、そして視聴者に対する影響や課題を明らかにした。
学術論文 57.日本植民地における映画の国策性の再考-中国東北で作られた映画を中心に- 単著 2023.9. 東アジア言語文化研究(第6号)(P153~161) 日本の植民地政策の一環として制作された中国東北の映画を分析し、これらの映画がいかにして国策宣伝の手段として利用され、植民地統治や文化的プロパガンダにどのように寄与していたかを明らかにした。
学術論文 54.日本語教育におけるマイクロレクチャーの役割-コンテストの受賞作品を対象に- 共著 2022.8. 東アジア言語文化研究(第4号)(P110~118) マイクロレクチャーが日本語教育においてどのように効果を発揮しているかを分析し、コンテストの受賞作品を例に、短時間で重要な知識やスキルを効果的に伝える方法、学習者の理解促進やモチベーション向上に対する影響を明らかにした。
学術論文 53.大学の日本語教育における「反転授業」の実施について 共著 2022.7. 日本言語文化研究第七輯(P63~70) 反転授業(Flipped Classroom)の手法を日本語教育に導入した事例を分析し、学生の自主的な学習促進や授業内での効果的な対話活動を通じて、学習効果の向上や授業の進行における利点と課題を明らかにした。
学術論文 51.日本語教育における視覚マルチメディアの役割について-中国外国語微課コンテクストの受賞作品を対象に- 共著 2022.5. 外国語言教学与研究(23)(P5~9) 視覚マルチメディアが日本語教育にどのように活用されているかを分析し、中国の外国語教育における微課コンテストの受賞作品を例に、効果的な教材作成方法や学習者への影響を考察し、その教育的役割を明らかにした。
学術論文 52.新文科背景下高校日语二外教学的研究与实践 共著 2022.5. 外国語言教学与研究(23)(P124~128) 中国の新文科教育改革の背景を踏まえ、高校における日語第二外国語教育の現状と課題を分析し、教育方法やカリキュラムの改善点を探り、実践的な教授法や学生の学習効果向上のための提案を明らかにした。
学術論文 50.マルチモーダル談話分析における映画研究 共著 2021.8. 東アジア言語文化研究(第3号)(P166~173) 映画を対象にマルチモーダル談話分析の手法を用い、映像、音声、言語など複数のモードがどのように相互作用して物語やキャラクターの意味を伝えているかを分析し、映画におけるコミュニケーションの多層的な意味生成プロセスを明らかにした。
学術論文 49.ポライトネス理論による映画字幕翻訳の研究-日本映画『鎌倉物語』の「けど」分を中心に- 共著 2021.5. 外国語言教学与研究(22)(P293~296) 日本映画『鎌倉物語』における「けど」を含む逆接表現に焦点を当て、ポライトネス理論に基づいてその字幕翻訳がどのように行われているかを分析し、原文の丁寧さや遠回しさをどのように異文化に伝達しているか、翻訳上の工夫や課題を明らかにした。
学術論文 47.中国映像作品の字幕翻訳に関する研究-映画『孔子』の異文化要素を例に- 共著 2020.8. 東アジア言語文化研究(第2号)(P182~191) 中国映画『孔子』における異文化要素を分析し、それが字幕翻訳にどのように反映され、異文化間の理解や翻訳上の工夫が行われているかを考察し、翻訳の課題や解決方法を明らかにした。
学術論文 48.中国文化の海外進出に関する研究-『西游記』の字幕翻訳の省略を通して 共著 2020.8. 東アジア言語文化研究(第2号)(P172~181) 中国の古典文学『西游記』の映像化作品における字幕翻訳に焦点を当て、文化的要素がどのように省略されているかを分析し、それが中国文化の海外進出や受容にどのような影響を与えるかを明らかにした。
学術論文 46.随行通訳の解決策と検証-MTI専攻学生の実習を中心に- 共著 2019.9. 東アジア言語文化研究(創刊号) (P195~204) 翻訳修士(MTI)専攻学生による随行通訳の実習を通じて、通訳中に直面する問題や課題を分析し、それらの解決策を提案し、実践を通じてその有効性を検証した。
学術論文 45.选材与教学法对典籍翻译教学效果的影响-以《茶经》汉译日的教学实践为例- 共著 2017.12. 外語専業建設与人文精神培養1(P145~150) 『茶経』の漢日翻訳を題材に、選ばれた教材と教授法が翻訳教育に与える影響を分析し、学生の翻訳スキル向上や文化理解における効果を明らかにし、教育方法の改善点を探る。
学術論文 44.映像から見る中国の東北文化-「満洲」映画『迎春花』の食文化を中心に- 単著 2017.11. 日本言語文化研究第六輯(P437~443) 映画『迎春花』に描かれる食文化を通じて、満洲時代の東北地域における食習慣や料理の特徴を分析し、その文化的背景や社会的役割を考察し、当時の東北文化の一端を明らかにした。
学術論文 43.映画からみる日本語コミュニケーションの実態 単著 2017.9. 国際連語論学会連語論研究<Ⅶ>高橋弥守彦先生退官記念号 研究会報告第41号(P69~78) 映画に登場する日本語の会話ややり取りを分析し、現実の日本語コミュニケーションにおける文化的・社会的要素を明らかにし、対人関係や言語表現の実態を探ることで、映画が映し出す日本語使用の特徴や傾向を考察した。
学術論文 42.映画にみる「満洲国」—「迎春花」のスポーツをめぐって- 単著 2017.2. 東亜大学紀要第24号(P1~16) 映画『迎春花』に描かれる満洲国時代のスポーツを通じて、当時の社会的・政治的背景や文化的象徴を分析し、スポーツが満洲国におけるアイデンティティ形成やプロパガンダとしてどのように機能していたかを明らかにした。
学術論文 41.逆接複合辞ニシテモにおける日中対照実証的研究 共著 2016.9. 国際連語論学会連語論研究<Ⅴ>研究会報告第39号(P137~145) 日本語の逆接複合辞「ニシテモ」の用法を分析し、それに対応する中国語表現との違いを実証的に比較し、文法構造や意味のニュアンス、使用場面における違いを明らかにした。
学術論文 39.ハイレベル日本語人材育成について-大連のMTIを中心に- 共著 2016.3. 東アジア日本語教育•日本文化研究第十七輯(P303~322) 大連の翻訳修士(MTI)プログラムにおける高度な日本語人材の育成を分析し、カリキュラム、教育方法、実務訓練を通じて、プロフェッショナルな日本語能力を持つ人材の養成とその課題を明らかにした。
学術論文 40.フリーマガジンの広告にみる言語表現に関する一考察-大連の日本語フリーマガジンを中心に- 共著 2016.3. 東アジア日本語教育•日本文化研究第十七輯(P421~438) 大連で発行されている日本語フリーマガジンの広告における言語表現を分析し、広告のターゲットや表現手法、文化的背景が言語使用にどのように影響しているかを明らかにした。
学術論文 38.大連市の日本語の言語景観とその変化について 共著 2014.12. 日本言語文化研究第五輯 (P153~157) 大連市における日本語の看板や標識、広告などの言語景観を調査し、時代や社会背景による変化や、日本語の存在感が地域社会に与える影響を分析し、日中交流や経済活動との関連を明らかにした。
学術論文 37.「も」在让步复句中的焦点功能 共著 2014.9. 語文学刊2014年(9月下旬)(P13~14) 譲歩表現における日本語の「も」の使用方法を分析し、文中の焦点として「も」がどの要素に作用するかを明らかにし、その文法的役割や意味の強調の仕方を考察した。
学術論文 36.基于语料库的因果复句日汉对比研究-以「からには」「以上」句为中心- 共著 2014.4. 語文学刊2014年(4月下旬)(P13~14) 日本語の因果表現である「からには」と「以上」の用法を中国語の対応表現と比較し、語料庫を基にその文法構造や意味の違いを分析し、両言語における因果関係表現の特徴と翻訳時の課題を明らかにした。
学術論文 29.基于语料库的因果复句日汉对比研究-以「オカゲデ」句为中心- 共著 2014.3. 現代語文総第528期(P147~148) 日中両言語における因果関係を表す複文を語料庫を基に比較し、特に日本語の「オカゲデ」文と対応する中国語表現の用法や文法的な違いを分析し、その特徴を明らかにした。
学術論文 30.『蜘蛛の糸』の中に現れた力 共著 2014.3. 東アジア日本語教育•日本文化研究第十七輯(P121~135) 芥川龍之介の短編小説『蜘蛛の糸』に登場する力の象徴やテーマを分析し、主人公の利己的な行動や救いへの執着が生み出す倫理的な力、そして神や運命といった超越的な力が物語全体にどのように作用しているかを明らかにした。
学術論文 31.中日同形語「秒殺」に関する一考察 共著 2014.3. 東アジア日本語教育•日本文化研究第十七輯(P289~301) 日本語と中国語で同じ形を持つ「秒殺」の意味や用法の違いを分析し、両言語における文化的背景や語感の相違が、この語の理解や使用にどのような影響を与えるかを明らかにした。
学術論文 32.大連における日本語教育事情の一考察-中等教育を中心に- 共著 2014.3. 現代社会研究科研究報告(10) (P73~80) 大連市の中等教育における日本語教育の現状を分析し、カリキュラムや教授法、学習者の動機、教育環境などを通じて、日本語教育の課題や展望を明らかにした。
学術論文 33.大連における日本語教育事情の一考察―大連市の高等教育機関を中心に- 共著 2014.3. 九州共立大学研究紀要第4卷第2号(P71~76) 大連市の大学など高等教育機関における日本語教育の現状を分析し、カリキュラムの内容、教授法、学習者の進路や日本語教育の課題を明らかにし、今後の発展の可能性を示した。
学術論文 34.基于语料库的因果复句日汉对比研究-以「セイデ」句为中心 共著 2014.3. 語文学刊2014年(3月中旬)(P4~5) 日本語の「セイデ」による因果表現と、それに対応する中国語の表現を語料庫を用いて比較し、両言語における因果関係の表現方法、ニュアンスの違い、および翻訳時の課題を明らかにした。
学術論文 35.基于语料库的因果复句日汉对比研究-以「のだから」句为中心 共著 2014.3. 語文学刊2014年(3月下旬)(P1~2) 日本語の「のだから」を用いた因果表現と中国語の対応する表現を語料庫を基に比較し、両言語における因果関係の文法構造や意味の違いを分析し、翻訳における対応や課題を明らかにした。
学術論文 28.基于Skype视频的中日高校交流学习实践 共著 2014.1. 吉林省教育学院学報 (上旬) (P33~34) Skypeを利用した中国と日本の高校生間の交流学習の取り組みを分析し、オンラインでの異文化理解や言語学習の効果、技術的・教育的な課題を明らかにした。
学術論文 27.逆接複文日中対照と翻訳傾向:“可/但”とノニ 共著 2013.12. 語文学刊2013年(12)(P29~30) 中国語の逆接表現「可/但」と日本語の「ノニ」を比較し、両言語における逆接表現の文法構造や意味の違いを分析し、翻訳時の対応や課題を明らかにした。
学術論文 25.探究语料库在日语同声传译课程中的作用-以翻译硕士课程为中心- 共著 2013.11. 外語教学与人文精神培養会議論文集(P125~131) 日語の同声通訳教育において、語料庫の活用が学生の翻訳能力向上にどのように寄与するかを分析し、翻訳修士課程における語料庫の有効性や教育的効果を明らかにした。
学術論文 26.中日高校远程协作学习的实践与探索 共著 2013.11. 外語教学与人文精神培養会議論文集(P200~205) 中国と日本の高校生による遠隔協力学習の取り組みを紹介し、技術的な支援や文化交流を通じて学習効果や課題を分析し、今後の教育的展望を明らかにした。
学術論文 24.逆接複文日中対照と翻訳傾向:“却”とノニ 共著 2013.9. 語文学刊2013年(9)(P10~11) 中国語の逆接表現「却」と日本語の「ノニ」の用法を比較し、逆接を表す際の両言語の文法的・意味的違いを分析し、翻訳における傾向や課題を明らかにした。
学術論文 23.转折复句日汉对比与其翻译倾向:“(然)而”和“(ソレナ)ノニ” 共著 2013.8. 語文学刊2013年(8)(P22~23) 漢語の転折連詞「(然)而」と日本語の「(ソレナ)ノニ」の用法を比較し、両言語が転折関係を示す際の文法的・意味的な違いを分析し、翻訳における傾向や対応関係を明らかにした。
学術論文 22.逆接複文日中対照と翻訳傾向:逆原因のノニと“但是” 共著 2013.7. 語文学刊2013年(7)(P14~15) 日本語の逆接表現「ニノ」と中国語の「但是」を比較し、逆接原因を示す際の両言語の文法構造と意味の違いを分析し、翻訳における傾向や課題を明らかにした。
学術論文 21.「ノニ」とそれに対応する中国語形式について 共著 2013.5. 日本言語文化研究(8)(P13~24) 「ノニ」が表す逆接や意外性の意味を分析し、中国語における類似表現との比較を通じて、両言語の文法的構造や用法の違いを明らかにした。
学術論文 20.逆接条件テモ形式の意味と用法 共著 2013.4. 語文学刊2013年(4)(P25~26) 「テモ」形式が逆接条件を表す際の意味的特徴を分析し、予想外の結果や逆の事態を示す用法を中心に、文脈に応じたニュアンスの違いや使用場面を明らかにした。
学術論文 16.テモと口語形式タッテの相違 共著 2013.3. 語文学刊2013年(3)(P6~7) 逆接条件を表す「テモ」と口語形式の「タッテ」を比較し、それぞれの使用場面や文法的な違い、ニュアンスの相違を分析し、口語と文語における条件表現の特徴を明らかにした。
学術論文 17.中国における日本人コミュニティの社会的役割-大連市を中心に- 共著 2013.3. 九州共立大学研究紀要第3卷第2号(P41~46) 大連市に存在する日本人コミュニティが、現地社会との交流や経済活動にどのような影響を与えているかを分析し、その役割や課題を明らかにした。
学術論文 18.大連における日本人コミュニティの諸相-80年代以降を中心に- 共著 2013.3. 現代社会研究科研究報告(9) (P35~46) 1980年代以降の大連における日本人コミュニティの形成と変遷を分析し、経済的・文化的影響や現地との関係性の変化を考察したことを明らかにした。
学術論文 19.否定表現「不」の文法機能 共著 2013.3. 東アジア日本語教育•日本文化研究第十六輯(P97~116) 漢文における「不」の使用例を分析し、動詞や形容詞との結合によって形成される否定文の構造や意味、時制やモダリティとの関連性を考察し、その多様な文法機能を明らかにした。
学術論文 15.逆接条件テモ形式が表す儀実と事実 共著 2013.2. 語文学刊2013年(2)(P35~36) 逆接条件の「テモ」形式が儀実(仮定の状況)と事実(現実の状況)の両方をどのように表現し、意味の違いをどのように伝達するかを分析し、その文法的・意味的特徴を明らかにした。
学術論文 14.逆条件「WH疑問詞+テモ」形式の日中対照研究 共著 2013.1. 語文学刊2013年(1)(P28~29) 日中両言語における「WH疑問詞+テモ」形式の逆条件表現を比較し、文法的な構造や使用場面における意味の違いを分析し、それぞれの特徴を明らかにした。
学術論文 13.羅列条件を表すテモ文における日中対照研究 共著 2012.12. 語文学刊2012年(12)(P26~27) 日中両言語における羅列条件を示す「テモ」文の用法を比較し、両言語間での文法的な相違や意味のニュアンスの違いを分析したことを明らかにした。
学術論文 11.「中日両国語のコード切り替えについて」-中国人日本語学習者を対象に- 共著 2012.11. 日本語教育論集(8) (P251~257) 中国人日本語学習者が中日両言語間で行うコード切り替えのパターンや要因を分析し、言語習得やコミュニケーションに与える影響を明らかにした。
学術論文 12.逆条件を表すテモ文における日中対照研究 共著 2012.11. 語文学刊2012年(11)(P21~22) 日中両言語における逆条件を示す「テモ」文の用法や意味の違いを比較し、それぞれの文法構造と使用状況における特徴を明らかにした。
学術論文 10.大連における「日本語人材」の需要について-日系企業を中心に- 共著 2012.3. 現代社会研究科研究報告(8) (P37~45) 大連に進出している日系企業の現状を調査し、日本語が話せる人材の需要の高まりや求められるスキル、今後の人材育成の課題を明らかにした。
学術論文 8.キリシタン版『伊曾保物語』の子音表記とその音韻関係 共著 2011.9. 日本言語文化研究(4)(P225~233) 『伊曾保物語』のキリシタン版に見られる独特な子音表記を分析し、当時の発音体系や音韻構造との関連を考察し、異文化接触による言語変容の一面を明らかにした。
学術論文 9.初級日本語教科書に導入されている感情形容詞の分析-『新版 標準日本語 初級』を例に- 共著 2011.9. 日本言語文化研究(4)(P716~725) 日本語教科書における感情形容詞の導入方法や使用頻度を分析し、学習者が感情表現をどのように習得するか、またその指導方針の特徴を明らかにした。
学術論文 7.日本語教科書の比較からみる呼称の扱い方について 共著 2011.1. 東アジア日本語教育•日本文化研究(14)(P591~604) 複数の日本語教科書における呼称表現の使用や説明の違いを比較し、学習者への影響や文化的背景に基づく表現の扱い方の多様性を明らかにした。
学術論文 6.中日贈答習慣の一考察-アンケートによる中日贈答習慣の比較を通して 単著 2010.2. 比較日本文化研究(3)(P249~262) 中国と日本における贈答習慣の違いをアンケート調査に基づき比較分析し、その背景や文化的影響を考察したことを明らかにした。
学術論文 5.漢文の二重否定『不可不一』についての一考察 共著 2009.3. 東アジア日本語教育•日本文化研究(12)(P135~144) 漢文における二重否定の表現形式とその意味を分析し、『不可不一』が肯定の強調を示すことを論じ、二重否定の用法が文脈によって異なることを明らかにした。
学術論文 3.『道原精萃圖』の地名の翻訳から見える問題 共著 2009.1. 第五回中日韓文化教育研究国際シンポジウム日本文化論集(P822~835) 地名の翻訳における文化的・歴史的背景の無視や誤訳が地域のアイデンティティや理解に与える影響を考察し、翻訳の精度向上の必要性を明らかにした。
学術論文 4. 『道原精萃圖』の翻訳から見える問題-第二冊に現れた地名を中心に- 共著 2009.1. 同時通訳与翻訳教学研究(2) (P195~202) 『道原精萃圖』の第二冊に現れた地名を対象に、地名の翻訳における翻訳特徴により、地域の文化及びその背景を考察し、翻訳の精度向上の必要性を明らかにした。
学術論文 1.辞書の記述の食い違い-枝肉を中心に 共著 2008.8. 日本語言語文化研究第三輯(論文集)(P314~325) 複数の辞書における「枝肉」の定義や用法の相違点を分析し、その背景や影響を考察した。辞書記述の一貫性や誤解の可能性を検証したことを明らかにした。
学術論文 2.日本女性の社会地位の変化についての考察 単著 2008.8. 日本語言語文化研究第三輯(論文集)(P510~520) 歴史的背景や法制度、経済的要因をもとに、日本における女性の社会的役割や地位の変化を分析し、その進展や課題を明らかにした。
学会発表
学会発表 7.満洲映画における中国都市のイメージ 単著 2022.12. 韓国日語日文学会2022年度冬季学術大会(オンラインZoom) 満洲時代に制作された映画における中国都市の描写を分析し、当時の政治的意図やプロパガンダが都市のイメージ形成にどのように影響を与えたかについて発表をおこなった。(林楽青)
学会発表 6.日本語教育におけるマイクロレクチャーの役割について 共著 2022.2. 東アジア言語文化学会第2回大会(オンラインTencent) 中国の大学における日本語教育を対象に、短時間で特定の知識やスキルを教えるマイクロレクチャーの日本語教育における効果を分析し、学習者の理解促進や学習モチベーションの向上に対する影響について発表をおこなった。(林楽青、楊玖瀅)
学会発表 4.大学の日本語教育における反転授業の実施について-基礎日本語を中心に- 共著 2021.12. 2021年度韓国日本語日本文学会冬季学術大会(オンラインZoom) 中国の大学における基礎日本語の授業に反転授業を導入し、学生の学習態度や理解度の向上を検証し、その実施効果と課題について発表をおこなった。(林楽青、楊欣怡)
学会発表 5.跨文化伝播視角下中国媒体文化外宣案例分析-以大連電台対日直播節目為対象 共著 2021.12. 第三回国際新聞与伝播教育工作交流会(オンラインTencent) 大連電台の対日ライブ番組を事例に、跨文化伝播の観点から中国のメディアによる文化対外発信の方法や効果を分析し、その成功要因や課題について発表をおこなった。(林楽青、楊欣怡)
学会発表 3.日本語教育における反転授業の応用-MTI日本語授業を対象に- 共著 2020.11. 2020年度日本語教育与日本学研究国際会議(オンラインZoom) 翻訳修士(MTI)課程における日本語授業に反転授業を導入し、学生の自主学習促進や授業内活動の効果を分析し、その応用可能性について発表をおこなった。(林楽青、孫蓮花)
学会発表 2.大連の日本語教育からみる偽満洲の影響 単著 2019.11. 2019年度第2回「植民地期遺産と歴史認識」科研研究会(於:福岡県大牟田市シンポジウム) 大連における日本語教育の歴史的背景を分析し、満洲時代の教育政策や文化的影響が現代の日本語教育にどのような影響を及ぼしているかについて発表をおこなった。(林楽青)
学会発表 1.大学の日本語教育における反転授業の効果に関する研究 共著 2019.8. 第23回東アジア日本語教育・日本文化研究学会国際学術大会 (於:熊本国際フォーラム) 中国の大学の日本語授業を研究対象にし、反転授業を導入した日本語教育の実践とその効果を分析し、学習者の自主性や理解度の向上について発表をおこなった。(林楽青、孫蓮花)