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写真:経済学部 地域創造学科准教授 准教授 (Sou  Ken)
教員氏名 宋 謙
ローマ字 Sou Ken
所属学部 経済学部
所属学科 地域創造学科
職 名 准教授
所属学部(兼任1) 共通教育センター
研究室 深耕館3階 S309
研究室電話番号 093-693-3213
メールアドレス ksou@kyukyo-u.ac.jp
オフィスアワー 月曜日 11:30 ~13:00
学生諸君へ 将来を考える時、何をしなればならないかではなく、まず何をしたいかを考える必要があります。自分の好きなこと、興味があることに熱中し、将来を見据えた学修活動を行ってください。
当研究室は自ら考えることができ、地域社会の課題解決に主体的に取り組みたい学生をお待ちしております。一緒に地域を盛り上げましょう!
取得学位 文学学士(山東大学)
修士(経済学)(和歌山大学)
博士(観光学)(和歌山大学)
学歴 2007年9月-2011年6月 山東大学文学院
2014年4月-2016年3月 和歌山大学大学院経済学研究科
2016年4月-2019年9月 和歌山大学大学院観光学研究科
専門分野 観光学・地域経済学・都市/地域計画・まちづくり
所属学会名 日本都市計画学会
日本地域政策学会
日本観光経営学会
日本企業経営学会
教育研究社会活動の概要 現在の地域再生は自然資源、農林水産物、伝統的な産業技術、先端技術、文化観光資源といった多様な地域資源を活用し、地域を活性化しています。
当研究室では、観光学の理論をベースに、学際的な視点から地域資源を活かした観光まちづくりと都市・地域再生計画を研究しています。
教育活動においてはまちづくりの具体事例より地域が抱えている課題を学び、地域のあり方や地域づくりの方法論とその可能性を考えます。
なお、観光学は幅広い分野の知識が含まれているため、日頃より身近な生活や実社会の現象と他分野とのつながりを意識してもらうような指導を心がけています。
担当授業科目 【令和6年度開講】
観光学入門
キャリア基礎演習Ⅰ(通年)
ゼミナールⅡ~Ⅴ(留学生)
地域創造ゼミナールⅢ・Ⅳ
学内における委員会活動等 新入生研修委員
学生支援委員
経済学部オープンキャンパス委員
シラバス・コーディネーター
社会貢献・国際連携等 2024年1月  九州旅客鉄道株式会社 「JR九州中期経営計画策定支援業務」副担当
2023年11月 国土交通省九州地方整備局「令和5年度まちなかウォーカブル取組事例等調査業務」主担当
2023年9月  沖縄振興開発金融公庫「令和5年度政策金融評価支援業務」主担当
2023年4月  日本都市計画学会研究交流分科会Aエリアマネジメント人材育成研究会オブザーバー(2023年5月まで)
2022年12月 和歌山市MaaS協議会「わかシェア 実証実験」(和歌山大学カーシェアリング事業)事務局業務(2023年8月まで)
2022年12月 日本都市計画学会関西支部国際都市計画講演会「Beyond "Green"-ランドスケープアーキテクチャーの可能性を探る-」企画・実行委員
2022年10月 日本都市計画学会関西支部学生向けイベント「新しい都市づくりへの挑戦 和歌山市まちなか見学会」企画・実行委員
2022年8月  日本都市計画学会関西支部学生向けイベント「梅田エリアの新たな都市づくり~大阪梅田ツインタワーズ・サウス見学会」企画・実行委員
2022年4月  和歌山大学国際観光学研究センター 客員フェロー(現在に至る)
2022年4月  和歌山市MaaS協議会構成員(現在に至る)
2022年1月  日本都市計画学会関西支部国際都市計画講演会「イタリアの小さな町 暮らしと風景―地方が元気になるまちづくりー」企画・実行委員
2021年10月 日本都市計画学会関西支部学生向けイベント「戦前長屋の街へタイムトラベル:大阪市大正区泉尾の街歩き」企画・実行委員
2021年4月  日本都市計画学会関西支部 国際・交流委員会委員
2019年12月 和歌山大学経済学部・中国山東大学経済学院国際学術交流運営
2019年11月 和歌山地域経済研究機構研究助成事業「シームレスで使いやすい和歌山市公共交通体系の実現に向けた研究Ⅰ~Ⅳ」研究プロジェクトの運営管理(2024年3月まで)
2019年4月  和歌山大学経済学部「東アジア国際関係史」研究ユニット構成員
2019年4月  和歌山大学経済学部「関西経済圏と中国・アジアの相互経済関係」研究ユニット構成員
2019年4月  和歌山地域経済研究機構事務局、地域連携・産官学連携担当(2023年8月まで)
2019年3月  和歌山市受託研究「和歌の浦観光遊覧船運航導入可能性調査業務」報告書の執筆
2017年10月 和歌山地域経済研究機構研究助成事業「持続可能なまちづくりのための和歌山市総合交通計画」報告書の執筆
種 類 著書・
学術論文の名称
単著
共著
発行
年月等
発行所等 概 要
学術論文
学術論文 On the Development of Mobility-as-a-Service Systems and Sightseeing Applications 単著 2023.3. Wakayama Tourism Review Vol.4(P29~31) MaaSの基本的な概念および、その事例や定義について解説し、日本国内の観光産業にとって、どのような MaaSが期待されるか、交通産業にどのように活用可能性があるのかについて論述した。
学術論文 MaaS推進の動きと和歌山市の可能性 単著 2022.12. 和歌山地域経済研究機構機関誌『地域経済』No.26号 (P20~23) 本稿は地方都市の地域振興に資する解決策の一つとしてMaaSの動きとその可能性について和歌山市MaaS協議会の活動を通じて紹介したものである。
学術論文 中国における資源枯渇型都市の発展方式の転換に関する考察─山東省棗荘市の事例をもとに─ 単著 2022.5. 北東アジア学会 『北東アジア地域研究』28号 (P79~98) 中国政府は2013年11月に『全国資源型城市可持続発展規画(2013-2020)』を発布し、成長型・成熟型・衰退型・再生型の四段階にわたる資源型都市の発展綱要が示された。一方、国の上位計画は定められたものの、都市単位において実際にどのようにその発展方式を転換したかは不詳である。
本稿はその資源型都市に着目し、関連する国家政策の基本内容を整理するとともに、山東省棗荘市の事例を取り上げ、発展方式の転換実態およびその転換過程における課題を考察した。
学術論文 鉱山都市における景観の保全と整備に関する考察 ―中国棗荘市の取り組みから― 単著 2022.3. 日本地域政策学会 『日本地域政策研究』28号 (P98~104) 本論文は、中国の鉱山都市である棗荘市の取り組みを事例に、景観の保全と整備の手法を考察するものである。分析にあたって現地調査を行う上で、公的施策、新聞やオンライン記事資料などの分析検討を通じて、鉱山遺跡、炭鉱労働者専用の住宅団地を中心に具体例を挙げてその取組みを考察した。
学術論文 Withコロナ時代における地域観光の新展開~観光DXの可能性~ 単著 2021.12. 和歌山地域経済研究機構機関誌『地域経済』No.25号 (P10~15) 本稿ではコロナ禍における観光DXの推進に向けて自治体がどのような役割を果たしていくのかについて国と自治体の取り組みから検討した。
学術論文 中国における資源型都市の再生に関する学際的マネジメント研究─炭鉱都市・棗荘の再生戦略を中心に─ 単著 2021.3. 和歌山大学大学院 観光学研究科 博士学位論文 (全139ページ) 本論文は、これまでは別個の事柄から議論される諸分野に加え、2011年以降の中国経済社会の新たな変化、いわゆる「新常態」段階を視野に入れ、資源型都市の再生策を取り入れる際にさまざまな学問分野でこうした都市地域に対し、どのような政策や産業が必要か、どのような都市計画を策定していくのかについて分析を行った。
論文では都市再生理論の一般化に向けて地域経済学、観光学、都市計画学を基盤とした学際的理論の枠組み構築と環境、社会、経済に配慮した体系的な施策展開の重要性を提起し、学術的・社会的意義の大きな学位論文を取りまとめることができた。
こうした研究成果を通じて、持続可能な都市再生分野における学際的マネジメントの理論基盤の構築に貢献した。
学術論文 グローバル化を意識した和歌山地域経済への提言─和歌山県・山東省友好提携35周年に向けて 単著 2019.12. 和歌山地域経済研究機構機関誌『地域経済』No.23号 (P7~10) 本研究では、和歌山県と中国山東省との友好提携35周年に向けて、山東省の基本概況と地域経済の特徴を紹介するとともに、両県省の交流背景を踏まえながら、日系企業の進出状況と両省県間の更なる交流協力に向けた海洋産業、福祉事業、観光産業の連携の方向性について提言した。
学術論文 中国におけるバス高速輸送システム(BRT)の導入・運営実態と課題 単著 2019.11. 『運輸と経済』第79巻11号 (P131~139) 本研究では、これまでの中国においてBRTを導入した40都市を対象に、BRT導入・運営の実態について網羅的に考察し、①導入経緯、②運営方式、③運営問題の3点から分析を行った。考察結果に基づいて、日本におけるBRTの導入・展開についての示唆を述べた。この分析を通じて交通産業の新たなヒントを得ることができた。
学術論文 中国における資源枯渇型都市の地域振興策の形成過程―国家・地方広域規模の視点から― 単著 2019.9. 日本地域政策学会 『日本地域政策研究』23号 (P82~89) 本研究では、中国における資源枯渇型都市の地域振興策の形成過程を考察したものである。これまでの国内の鉱山・エネルギー資源産地を対象に資源の減少を要因とする都市転換改革の一環として実施された地域振興策の内容を分析した。さらに、事例の考察を通じて、地域振興の具体的な実践と地域再生に係る新たな知見を導き出したことで、今後の地域振興策立案における新たな参考事項を得ることができた。
学術論文 基于中国资源枯渇型城市的观光经营手法的思路探析─OTA・UGC・DMO三位一体的模型构建(中国語) (和訳:中国における資源枯渇型都市の観光経営手法に関する考察-OTA・UGC・DMO三位一体のモデル構築を中心に) 単著 2019.9. Proceedings of the 14th International Forum of Northeast Asia Tourism (IFNAT) ( P92~99) 本研究では、中国の資源枯渇型都市の地域再生に向けた新たな観光政策がどのように取り入れるか、従来の観光経営手法に対してどのように転換していくかについて、OTA・UGC・DMOのコンセプトを中心に考察した。観光供給を担う各種事業活動(観光事業)の全貌を産業公園の実例を用いて観光文化論の観点から持続可能な観光経営手法を検討した。
学術論文 歴史文化的景観の再生・活用による資源枯渇型都市の再生に関する検討─中国棗荘市の事例から─ 単著 2018.3. 和歌山大学観光学会『観光学』18号 (P33~42) 本研究では、中国の資源枯渇型都市を対象に、文化遺産や産業遺産といった歴史文化的景観の現状を整理した上で、それを用いて都市再生の施策を検討したものである。その中、資源枯渇型都市の再生手法について具体的事例から明らかにした。本論文は中国における産業都市の機能転換を分析したことで、今後の資源型都市の再生に大きな示唆を与えた。
学術論文 地方都市における持続可能な都市計画課題に関する基礎的研究─公共交通指向型開発に着目して─ 単著 2016.3. 和歌山大学大学院 経済学研究科 修士学位論文 (全75ページ) 近年、モータリゼーションの進行に伴い、地方都市における経済・社会・環境に関わる諸問題が多発している。欧米諸国において、これらの問題に対する解決策の一つとして、TOD(公共交通指向型開発)の導入が進められている。本論文は、TODのコンセプトを中心に公共交通の利用促進と土地利活用を効果的な組み合わせにより既存都市・新規開発地域にTODが導入する場合の方法と課題を分析した。
雑誌
雑誌 ウォーカブルなまちづくりの持続可能性: 魅力的なまち歩きコース開発の試案 共著 2024.4.15 公益財団法人九州経済調査協会『九州経済調査月報』(2024年5月号,通巻965号,P17~21) 本稿は、最近の観光動向として歩くことに着目したコンテンツが注目されるなかで、ハード面の整備が進んできたウォーカブルなまちづくりの政策について、ツーリズム・システムを視座に、オルレの考え方を参考に、持続可能性の観点から議論してきた。特に、ウォーカブル推進事業に取り組む和歌山市において、魅力的な歩くコースの開発案を示した。
学会発表
学会発表 人口減少社会におけるまちづくりの広がりと今後の可能性 ―和歌山市の取り組みを中心に― 単著 2023.7. 日本地域政策学会第22回全国研究【東京】大会 (於:東洋大学) 日本全体の人口減少が不可逆的の中、今後のまちづくりは、現実的な落としどころをどこに持っていくかといったことが大きな課題になると思われる。
本研究は地方都市である和歌山市の取り組みを取り上げて、人口減少の公共施設・サービスや市街地の集約の考え方を整理するとともに、人口減少社会におけるまちづくりのあり方を検討した。
学会発表 旧産炭地における景観保全と観光活用の可能性 ─日中比較を通じて─ 単著 2023.6. 日本観光経営学会第5回観光経営カンファレンス (於:立命館大学) 近年、「地方創生」が政策的イシューになる一方、既存の地域再生振興政策など、各地に対して実施された地方創生事業の効果が不十分なままに議論されているように感じる。本研究は旧産炭地における景観保全の方法に関する日中比較を行い、それらの景観による観光活用の可能性を検討することで、旧産炭地再生の一助となることを期待したい。
学会発表 進むデジタルトランスフォーメーション(DX)と観光業への応用 ~MaaSを手がかりに~ 単著 2022.10. 第130回旅行ビジネス研究学会 (於:京都) 近年、デジタル市場は拡大の一途を辿っており、様々な分野でデジタル技術の導入やDXが進んでいる中で、観光コンテンツとしての付加価値の飛躍的な向上については課題が残っている。また、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴う海外への旅行制限及びオンライン観光の普及により、リアルな観光への期待が増大する中、観光における新たな体験価値の提供がこれまで以上に求められている。このような社会的背景から本報告はDXの概観から具体的な実践例まで紹介した。
学会発表 地方都市における観光遊覧船運航導入の可能性に関する調査研究-和歌の浦観光遊覧船を事例として- 単著 2021.7. 日本観光学会第114回全国大会 (オンライン開催) 本研究では、平成29年4月の“絶景の宝庫 和歌の浦”の日本遺産認定に伴い、国内外の観光客に和歌の浦の景色を海から観光できる交通手段としての和歌の浦観光遊覧船の導入可能性に関する先行調査を行った。本稿はその調査結果の分析を中心に報告した。
学会発表 鉱山地域の景観づくりに関する日中比較考察-兵庫県生野町と山東省棗荘市を中心に- 単著 2021.7. 第19回日本都市計画学会関西支部研究発表会 (オンライン開催) 講演概要集ありVol.19(P37~40) 本稿では、日中の鉱山地域を事例に、対象地域での取り組みを検討したうえで、景観づくりの手法を比較して考察したい。本研究の成果は、日中鉱山地域の景観づくりの方向性の相違と特徴を明らかにすることだけでなく、今後の鉱山地域の景観づくり方策に向けた知見を深めることにも有意義であると考える。
学会発表 鉱山集落のまち整備形態に関する日中比較考察 ―生野町と棗荘市を事例に 単著 2020.6. 日本地域政策学会 第19回全国研究大会 (オンライン開催) 本研究は、日中鉱山地域のまち景観の整備形態を考察したものである。兵庫県生野町と山東省棗荘市の代表的なまち景観スポットを抽出し、その活用手法を概観した上で、整備物の歴史性や整備主体の特性を図るマトリクスを用いて、まちづくりの方向性を考察した。
学会発表 Application of management characteristics of Japan type DMO to China :Analysis of actual situation of the structure of DMO in Japan and proposals 単著 2019.12. 第10回和歌山大学経済学部・山東大学経済学院国際学術共同研究会 (於:中国・山東大学) 本報告では、日中共同研究プロジェクトにおいて、日本版DMOが必要とされる背景やその役割を説明するとともに、日本版DMOの組織構造の実態について分析した。その上で、日本版DMOの中国への適用について提言した。国際会議の場で日中の観光政策や取り組みについて活発に議論され、中国の研究者との有益な交流を図った。
学会発表 中国におけるバス高速輸送システム(BRT)の導入・運営実態に関する考察 単著 2017.10. 日本交通学会 第77回研究報告会 (於:青山学院大学) 本研究では、BRTが導入した中国の40都市を対象に、導入・運営の実態について網羅的に収集し、①導入経緯、②運営方式、③存在問題の3点から分析を行った。最新時点の状況を把握しながら、BRTシステム方式が異なる多様な展開に着目し、中国BRTの実態を考察した。
学会発表 観光振興の鍵―LCCと二次交通─ 単著 2017.8. East Asia Summer School 2017 (於:奈良県立大学) 本発表は、国際観光の背景から日本の観光振興に関する課題を分析し、奈良県のケーススタディを通じて、地域観光資源の立地特徴と二次交通の問題を分析した。
学会発表 歴史文化的景観の復活・利用による資源枯渇型都市再生に関する検討─中国棗荘市の事例から─ 単著 2017.7. 日本観光学会関西支部大会 (於:大阪市立大学) 本研究では、中国の資源枯渇型都市を対象に、都市の歴史文化的景観の分類を整理した上で、それを用いて都市再生に向けた官民連携施策を検討したものである。その連携施策の具体的手法について炭鉱都市の取り組み事例から考察した。
学会発表 BRT活用を中心とした資源枯渇型都市の再開発に関する考察─中国山東省棗荘市を事例として─ 単著 2017.7. 第15回日本都市計画学会関西支部研究発表会 (於:大阪産業大学) 講演概要集ありVol.15(P37~40) 本研究では、中国の資源枯渇型都市におけるBRTの活用による都市再生策を考察したものである。具体的には中国の資源枯渇型都市の立地実態を把握した上で、転換モデル市である棗荘市を対象に考察した。考察の結果は、今後さまざまな資源枯渇型都市の再生方策を図る際に、参考資料として提示した。
学会発表 和歌山における幹線網と支線網が有機的に連結する、サービスレベルの高い公共交通体系に関する指標の整理 共著 2016.10. 和歌山都市圏総合交通計画研究会 (於:和歌山大学) 本研究では、和歌山都市圏総合交通計画研究会の研究背景となる和歌山都市圏の地域特性や移動実態、関連する上位計画や交通状況に関する基本指標の整理を行った。
(宋謙、中井敬明、中嶋孝之)
学会発表 和歌山の世界遺産を学ぶ 単著 2014.12. 「留学生等地域交流事業」(公益財団法人中島記念国際交流財団助成, WINコンコード・ 和歌山大学国際教育研究センター (於:和歌山大学) 本発表は、和歌山県の世界遺産である熊野古道に訪れる和歌山大学の外国人留学生を対象に、自然の魅力を体験させたのち、世界遺産に対する感想と意見についてのアンケートを行い、その回答や意見を分析したものである。外国人留学生の体験と評価から多文化共生社会への構築についての知見を広めた。
その他
その他 道の駅を利用した地域産品販売の効果的なプロモーション─関西エリアのビッグイベントを契機とする和歌山への誘客要因として 共著 2023.6. 和歌山地域経済研究機構助成研究 本研究は、道の駅を観光拠点にドライブツーリズムやツーリズムテロワールの考え方を日本における文脈で解釈・応用することにより、地域産品販売の促進と質向上につながる可能性を議論することを目的とする。代表者:八島雄士
その他 「移動革命」を活用した持続可能な和歌山市公共交通体系に関する研究 共著 2023.6. 和歌山地域経済研究機構助成研究 本研究では、交通に関連する和歌山市の地域課題と、「移動革命」の進展を踏まえつつ、同市の新しい交通まちづくりの理想像を追求し、実現性の高い提言につなげることを目的として、調査研究活動を展開している。代表者:辻本勝久
その他 位置情報ビッグデータを用いた和歌山県民の生活行動の実態把握と多角的分析-新型コロナウイルス(COVID-19)とその対策の影響を中心に 共著 2019.4. 高等教育機関コンソーシアム和歌山・大学等地域貢献促進事業 本研究では、携帯電話端末をもとにした位置情報ビッグデータを用いて、和歌山都市圏を対象に、1)対象地域住民の市町別・年齢層別・平日休日別の生活行動とその変化、2)対象地域内の主要スポットへの居住地別・年齢層別・平日休日別の流入人口とその変化、3)新型コロナウイルス(COVID-19)とその対策による対象地域住民の生活行動の変化を明らかにした。代表者:辻本勝久
その他 和歌の浦観光遊覧船運航導入可能性調査業務報告書 共著 2019.3. 和歌山市産業交流局観光国際部観光課委託調査報告書 (全47ページ) 本研究では、“絶景の宝庫 和歌の浦”の日本遺産認定を契機に交通手段としての観光遊覧船事業の実現可能性を調査した。国内外の乗船者へのアンケート調査及び運航事業者へのヒアリングを通じて、導入に係る費用、問題点やルート設定などを分析した。[P14~18、P28~46頁を担当]
(辻本勝久、井口智史、宋謙)
その他 和歌の浦観光遊覧船運航導入可能性調査業務 共著 2018.9. 和歌山市地方創生推進交付金事業・和歌山市産業交流局観光国際部観光課委託調査 本研究では、和歌山市の委託を受けて交通手段としての観光遊覧船事業の実現可能性を調査した。国内外の乗船者へのアンケート調査及び運航事業者へのヒアリングを通じて、導入に係る費用、問題点やルート設定などを分析した。本調査を通じて令和2年7月に運航を実現した。代表者:辻本勝久
その他 持続可能なまちづくりのための和歌山市総合交通計画 共著 2017.10. 和歌山地域経済研究機構『研究成果』No28 (全165ページ) 本研究では「持続可能なまちづくりを目指して~わかやま!LOHAS 2040~」の理念を踏まえつつ、和歌山市の総合交通計画のあり方について研究を進め、理念の検討や達成度指標と数値目標の検討、目標達成のための施策パッケージの検討などを行った。 [P101~114頁を担当]
(辻本勝久、永瀬節治、宋謙、藤田和史、上野美咲、他13名)
その他 シームレスで使いやすい和歌山市公共交通体系の実現に向けた研究 共著 2015.4. 和歌山地域経済研究機構助成研究 本研究では、和歌山市や市内公共交通事業者との連携のもとに、和歌山市の公共交通体系のシームレス化をソフト、ハードの両面から検討した。具体的には、MaaS や交通結節点の改良、直通運転化等の先進事例を取り上げ、それらの和歌山市公共交通体系への応用や、経済活性化へのあり方等について、若者(学生)などの利用者、経済界 、交通事業者、政策担当者、研究者のそれぞれの立場から議論した。代表者:辻本勝久
その他 平成25年度「もっと良いわかやま電鐡貴志川線づくり」に関する市民アンケート調査 単著 2013.7. 和歌山電鐵貴志川線活性化調査報告書 (全27ページ) 本研究では、和歌山電鐵の存続に関する住民意識調査の分析報告である。沿線700戸の住民を対象にアンケート調査を実施し、公共交通の利用意識や貴志川線の利用実態を分析した。