教員検索

教員検索

写真:スポーツ学部 スポーツ学科講師 講師 (Seike Kohei)
教員氏名 清家 空併
ローマ字 Seike Kohei
所属学部 スポーツ学部
所属学科 スポーツ学科
職 名 講師
研究室 スポーツ学部A館 4階 A416
研究室電話番号 093-693-3016
メールアドレス kseike@kyukyo-u.ac.jp
オフィスアワー 木曜日 11:30 ~13:00
学生諸君へ ご入学おめでとうございます。4年間の大学生活は、長いようであっという間に終わってしまいます!
桜が咲くとずっと見ていたい気持ちになりますが、それは単に桜自体が綺麗という理由だけでなくすぐに散り終わってしまうだろうな…という名残惜しさからくる部分もあるかと思います。逆に言うと、終わりがあるからこそ桜を大切に見ていたいなという気持ちが強く表れるのではないか、とも思います。
大学生活も部活もアルバイトも、もっともっと大きく考えると人生も、自分以外の周りの人や物事、今年一年や今日一日にも終わりがあります。
たまにでよいので、終わりを意識できたら周りの様々な物事を大切に思えるのではないでしょうか。
(余裕がなくなり、つい周りが見えなくなってしまう自分への戒めです…)
大学生活の一日一日を大切にして過ごし、共に成長していきましょう!
取得学位 東京大学大学院総合文化研究科 修士(学術)の授与
学歴 2013-17年 埼玉県立大学 保健医療福祉学部 健康行動科学専攻
2017-19年 東京大学大学院 総合文化研究科 運動生理学研究室 修士課程
2023年10月-現在 東京大学大学院 総合文化研究科 運動生理学研究室 博士課程
専門分野 運動生理学、スポーツ栄養学
所属学会名 2018年5月-現在 日本体力医学会 会員
2021年7月-現在 日本スポーツ栄養学会 会員
教育研究社会活動の概要 【教育活動】
・健康運動指導士養成講習会(福岡会場)講師

【研究活動】
外部競争的研究資金
・日本学術振興会科学研究費助成事業,基盤研究(C),4,030千円,2022‐2026,研究代表者,「新たなThermogenic Supplementsの探索ー乳酸、酢酸に着目して」

共同研究
・(公財) ウエスコ学術振興財団 学術研究費助成,2023,代表 大下和茂(岡山県立大学)「クロノタイプを考慮した若年女性の生活習慣と骨格筋指数との関係」
担当授業科目 【担当経験のある授業】
スポーツ生理学
運動生理学実験
運動生理学特論
解剖生理学
運動負荷試験
体力トレーニング論
体力測定評価法実習
運動プログラムの管理
介護と福祉のフィットネスプログラム
職業とコミュニケーション
キャリアデザイン
スノースポーツ
スポーツゼミナール・卒業研究
学内における委員会活動等 スポーツ学部健康フィットネスコース コース長
スポーツ学部教務委員会
健康運動指導士対策委員会
倫理委員会
施設管理委員会
種 類 著書・
学術論文の名称
単著
共著
発行
年月等
発行所等 概 要
著書
著書 みらいスポーツライブラリー 実習・体力の測定と評価 共著 2022.3. みらい社 小学生から元気高齢者、虚弱高齢者まで網羅した、体力測定に関するテキスト。
サイバネティックス系の体力測定に関する章の執筆を担当した。
学術論文
学術論文 Associations of body composition with physical activity, nutritional intake status, and chronotype among female university students in Japan. 共著 2024.5. Physiol Anthropol, 43: 13 These results suggest that female university students with lateness of chronotype and low physical activity have a body composition imbalance resulting in higher body fat and lower muscle mass. (Oshita K, Ishihara Y, Seike K, and Myotsuzono R.)
学術論文 Effects of combination of concentrated Kurozu supplementation and endurance training on mitochondrial enzyme activity and energy metabolism in mice 共著 2024.3. The Journal of Physical Fitness and Sports Medicine, 13(2) 35-41 ICRマウスを対象に持久的トレーニングと黒酢摂取の併用効果を調べた。黒酢摂取の併用によって骨格筋のミトコンドリア適応が促進されており、運動中の血中乳酸濃度が低下したことも観察された。したがって黒酢摂取の併用により運動時の脂質代謝が高まる可能性が考えられた。(Nakano S, Seike K, Banjo M, Takahashi Y, Takahashi K, Matsumoto Y, and Hatta H.)
学術論文 【奨励賞】Effects of acetate administration on endurance training-induced metabolic adaptations in mice fed high fat diet 共著 2020.7. The Journal of Physical Fitness and Sports Medicine 9(4) 191 - 198 長期的な酢酸摂取と持久的トレーニングの併用がICRマウスの代謝適応に与える影響ついて、通常食および高脂肪食の条件下でそれぞれ検討した。その結果、高脂肪条件における酢酸摂取と持久的トレーニングの併用は、脂質代謝から糖代謝へシフトさせるような代謝適応を引き起こした。通常食条件ではこの適応反応は観察されなかった。(Kohei Seike, Mai Banjo, Suguru Nakano, Yumiko Takahashi, Kenya Takahashi, Shoko Abe, Hideo Hatta.)
学術論文 Effects of β-hydroxybutyrate treatment on glycogen repletion and its related signaling cascades in epitrochlearis muscle during 120 min of post-exercise recovery 共著 2019.12. Applied Physiology, Nutrition, and Metabolism 44(12) 1311 - 1319 We investigated the effects of β-hydroxybutyrate (β-HB), the most abundant type of ketone body in mammals, on postexercise glycogen recovery in skeletal muscle by using an in vitro experimental model. This study showed that postexercise 4 mmol/L β-HB administration enhanced glycogen repletion in epitrochlearis muscle. Four millimoles per liter β-HB treatment was associated with alternation of the phosphorylated status of several proteins involved in glucose uptake and metabolic/energy homeostasis at the early stage of postexercise. (Yumiko Takahashi, Shin Terada, Mai Banjo, Kohei Seike, Suguru Nakano, and Hideo Hatta)
学術論文 Effects of Nutrient Intake Timing on Post-Exercise Glycogen Accumulation and its Related Signaling Pathways in Mouse Skeletal Muscle. 共著 2019.10. Nutrients 11 E2555 We investigated the effects of nutrient intake timing on glycogen accumulation and its related signals in skeletal muscle after an exercise that did not induce large glycogen depletion. We showed that delayed nutrient intake could not increase muscle glycogen after endurance exercise which did not induce large glycogen depletion. The results also suggest that post-exercise muscle glycogen accumulation after nutrient intake might be partly influenced by Akt activation. Meanwhile, increased AS160 and AMPK activation by post-exercise fasting might not lead to glycogen accumulation.(Takahashi Y, Matsunaga Y, Banjo M, Takahashi K, Sato Y, Seike K, Nakano S, Hatta H)
学術論文 Effects of Royal Jelly Administration on Endurance Training-Induced Mitochondrial Adaptations in Skeletal Muscle 共著 2018.11. Nutrients 10 E1735 ICRマウスを対象に、ローヤルゼリーの摂取が持久的トレーニングによる骨格筋ミトコンドリア適応に与える影響を検討した。その結果、ローヤルゼリーの摂取はAMPKの活性化によって持久的トレーニングによるミトコンドリア適応を促進することが示された。この適応はヒラメ筋において観察された。(Takahashi Y, Hijikata K, Seike K, Nakano S, Banjo M, Sato Y, Takahashi K, Hatta H)
紀要
紀要 食酢飲料の摂取が安静時のエネルギー代謝に与える影響 -ヒトを対象とした予備的研究- 単著 2022.3. 九州共立大学学術情報センター 研究紀要 本研究ではヒトを対象として,食酢飲料の摂取が安静時のエネルギー代謝に与える影響について予備的に検討することを目的とした.その結果,酸素摂取量に大きな変化は認められなかったが,飲料摂取後から早期(摂取直後から20分以内)に一時的な呼吸商の上昇,糖質酸化量の増加,脂質酸化量の減少が確認された.本研究の結果,食酢飲料の摂取がエネルギー消費量におよぼす影響は観察されなかったものの,基質の利用割合を一時的に変化させる可能性が考えられた.
紀要 カフェインを含有したエナジードリンクの摂取が持久的運動時の糖代謝に及ぼす影響 共著 2022.. スポーツ栄養研究センター研究紀要 カフェイン75mgを含有したエナジードリンク条件と、ブドウ糖溶液のコントロール条件のランダム化クロスオーバー試験を実施した。飲料摂取のタイミングは持久的運動(自転車運動,60%HRR,20分間)の1時間前とした。その結果、運動時の血中乳酸濃度、心拍数、主観的運動強度に有意差は認められなかった。(清家空併、井澤歩、樋口行人)
紀要 炭酸水の摂取が筋力・瞬発系、無酸素性持久力(持続的パワー発揮)のパフォーマンスに及ぼす影響 単著 2022.. スポーツ栄養研究センター研究紀要 炭酸水条件と、水摂取のコントロール条件でランダム化クロスオーバー試験を実施した。運動前の心拍数は、炭酸水摂取から10分後、15分後、20分後に有意に低値を示した。一方で、握力(筋力),垂直跳び(瞬発力),30秒全力ペダリング(瞬発力および持続的パワー発揮)に有意な差は認められなかった。(清家空併)
学会発表
学会発表 乳酸摂取がヒトの運動時のエネルギー代謝に与える影響 共著 2024.9. 第78回日本体力医学会大会(佐賀大会) (清家空併、高橋祐美子、八田秀雄)
学会発表 女子大学生のクロノタイプと朝食欠食および身体組成との関係 共著 2024.9. 第78回日本体力医学会大会(佐賀大会) (大下和茂、石原勇次郎、清家空併、名頭薗亮太、藤井智之)
学会発表 平日と休日の身体活動および睡眠時間を考慮した女子大学生のクロノタイプと身体組成との関係 共著 2024.9. 第78回日本体力医学会大会(佐賀大会) (藤井智之、大下和茂、石原勇次郎、清家空併、名頭薗亮太)
学会発表 運動前のタウリンの摂取がバレーボール・レシーバー(リベロ)選手の運動能力に及ぼす影響 共著 2023.9. 第9回 日本スポーツ栄養学会 大学女子バレーボール選手(リベロ選手)対象に無作為化単盲検クロスオーバー比較試験でタウリン摂取の効果を検討した。プラセボ試行(マルトデキストリン:50 mg/kg 体重)とタウリン試行(50 mg/kg 体重)とし、運動試験の2時間前に摂取した。その結果、全身反応時間、反復横跳び、30秒全力ペダリング、握力、垂直跳びに有意な差は認められなかった。(清家空併、樋口行人、高橋祐美子、八田秀雄)
学会発表 Wingate Test直後の血中乳酸濃度増加率と パフォーマンスとの関連性 ~陸上800m選手を対象に~ 共著 2022.9. 第77回 日本体力医学会 高強度運動直後の乳酸測定は糖の利用能力を評価する一助となる。従来より、血中乳酸濃度が“最大”となる一時点にのみに着目するといった「最大血中乳酸濃度」が指標としてよく用いられてきた。しかし近年、最大に達するまでの“時間”も考慮した「血中乳酸濃度増加率」の方が、短・中距離選手のパフォーマンスをより正確に反映する可能性が示されている。本研究ではペース配分の影響を除くためにWingate Test(30秒全力ペダリング)を行い、その直後の血中乳酸濃度増加率を調べた。その結果、Wingate Test 直後の「血中乳酸濃度増加率」が低いほど、800m走のタイムが速いという有意な相関が認められた。競技特性を踏まえると考えられる原因の一つとして、800mタイムが速い選手ほど産生した乳酸をより速やかにエネルギーとして利用する能力が高く、その結果として血中乳酸増加率が低値を示した  という可能性が挙げられる。一方で、「最大血中乳酸濃度」とパフォーマンスの間に有意な相関は観察されなかった。(清家空併, 小枝剛海, 山口恭平, 疋田晃久, 船津京太郎, 竹井尚也, 高橋祐美子, 八田秀雄)
学会発表 コロナ禍による大学新入生の朝食摂取状況の変化 -規制緩和による朝食摂取状況の回復について- 共著 2022.8. 第8回 日本スポーツ栄養学会 大学新入生の朝食摂取状況は、対面授業を実施していたコロナ禍以前(令和元年)に比べて、遠隔授業が中心のコロナ禍(令和2年)で悪化していた。コロナがやや落ち着き対面授業と遠隔授業の併用が行われている令和3年では、朝食摂取状況がコロナ禍以前のレベルに回復した傾向がみられた。(樋口行人、清家空併)
学会発表 ロコモ度テストに影響を与える因子の検討 ~柔軟性テスト・関節可動域測定に着目して~ 共著 2020.9. 第75回 日本体力医学会 ロコモ検診を受診した339名を対象に、ロコモ度テストに影響を与える因子について柔軟性と関節可動域に着目して検討した。重回帰分析の結果、2ステップテストとロコモ25のパフォーマンスについては筋力・年齢的因子だけでなく、下肢後面筋の柔軟性が結果へ有意に影響を与えていることが示された。立ち上がりテストのパフォーマンスについては筋力・年齢的因子だけでなく、大腿前面筋の柔軟性と足関節背屈の可動域が結果へ有意に影響を与えていることが示された。(清家空併、三枝奨、平野清孝、板野圭祐、酒井大輔)
学会発表 通常食摂取条件下での黒酢摂取と持久的トレーニングの併用によるミトコンドリア生合成への影響 共著 2019.9. 第74回日本体力医学会大会 (萬城麻衣, 中野卓, 清家空併, 高橋祐美子, 阿部彰子, 八田秀雄)
学会発表 黒酢摂取と持久的トレーニングの併用によるミトコンドリア生合成、腹腔内脂肪蓄積における効果 共著 2018.9. 第73回日本体力医学会大会 (中野卓, 萬城麻衣, 清家空併, 高橋祐美子, 竹井尚也, 高橋謙也, 松永博英, 阿部彰子, 八田秀雄)
学会発表 酢酸摂取が持久的トレーニングの効果に与える影響 共著 2018.9. 第73回日本体力医学会大会 酢酸は利用しやすいエネルギー源であり、様々な適応を起こすシグナル因子としても働く可能性がある。近年、酢酸摂取は持久的トレーニングによるミトコンドリアの適応を促進することが報告されている。しかし未解明な部分が多く、様々な条件での検討が必要である。そこで本研究では、高脂肪食条件下における酢酸摂取が持久的トレーニングの効果に与える影響を検討した。その結果、ミトコンドリアの適応に関して酢酸摂取はトレーニングの適応を増大させることはなく、むしろ脂質代謝に関わる適応を抑制する可能性が考えられた。ただし、これには酢酸の糖利用を高める作用が影響していた可能性が示唆された。(清家空併, 高橋祐美子, 中野卓, 高橋謙也, 竹井尚也, 萬城麻衣, 八田秀雄)
学会発表 運動前の黒酢摂取が持久的トレーニングの効果に与える影響 共著 2018.9. 第73回日本体力医学会大会 (萬城麻衣, 高橋祐美子, 高橋謙也, 中野卓, 清家空併, 松永博英, 阿部彰子, 八田秀雄)
学会発表 黒酢摂取が持久的トレーニングの効果に与える影響 ~第2報~ 共著 2018.6. 第5回黒酢研究会 継続的な黒酢摂取と持久的トレーニングの併用がマウスの代謝に与える影響を検討した。その結果、黒酢摂取により運動直後の血中乳酸濃度が低下した。また、黒酢摂取により脂質代謝に関わる適応の促進が観察された。(八田秀雄、萬城麻衣、中野卓、清家空併)
その他
その他 日本体力医学会学会賞受賞論文表彰および講演 共著 2023.9. 日本体力医学会特別大会 -2023東京シンポジウムー JPFSM奨励賞受賞論文 Seike et al. JPFSM 9, 191-198, 2020の表彰式および講演
その他 科研費申請で意識したこと  ~基盤研究(C) 採択の事例~ 単著 2022.8. 学内  令和4年度 FD・SD研修会 自身の令和4年度 科研費採択の事例について紹介した。