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教員氏名 | 入江 雅仁 |
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ローマ字 | Irie Masahito |
所属学部 | 経済学部 |
所属学科 | 経済・経営学科 |
職 名 | 講師 |
所属学部(兼任1) | 大学院 |
所属学科(兼任1) | 経済・経営学研究科 |
職 名(兼任1) | 講師 |
所属学部(兼任2) | 共通教育センター |
研究室 | 深耕館 3階 S359 |
研究室電話番号 | 093-693-3314(455) |
メールアドレス | irimsht1@kyukyo-u.ac.jp |
オフィスアワー | 月曜日 12:30 ~14:00 |
学生諸君へ | 在学中に、資格取得、部活動・スポーツ、ボランティア活動などに取り組み、色々な経験を積んでください。もし取り組みたい事が見つからない人は、目標を見つけるお手伝いをしますので、私の研究室へ訪ねてください。もちろん、資格取得に向けてのお手伝いも行いますので、まずは、一緒に話をしましょう。 |
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取得学位 | 修士(経済学) 博士(農学) |
学歴 | 福岡大学大学院経済学研究科博士課程前期 修了 九州大学生物資源環境科学府農業資源経済学専攻博士課程後期 修了 |
専門分野 | 経済学 |
所属学会名 | 日本応用経済学会 社会・経済システム学会 |
教育研究社会活動の概要 | 経済学の分析を通じて、社会が少しでも良くなるように、理論研究を中心に活動しています。特に、難しいと思われている理論を簡単な形で表現したり、コンピュータを使って表現する方法を模索しています。 |
担当授業科目 | 福原学、公共経済学、マクロ経済学入門、 職業とコミュニケーション、経済統計、マクロ経済学、公共経済学入門、人口学 |
学内における委員会活動等 | 教務委員 |
種 類 | 著書・ 学術論文の名称 |
単著 共著 |
発行 年月等 |
発行所等 | 概 要 |
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学術論文 | |||||
学術論文 | 寡占的農産物市場における最適供給戦略の動学的研究 | 単著 | 2005.12. | 九州大学大学院博士論文[農学] | 寡占市場の利潤最大化問題をLQ制御問題として展開・考察した動学モデルで、最適な均衡(定常)価格等を導出・分析した。なお、最適なそれらに影響を及ぼす要因も特定化した。また、最適な時間経路やフィードバック戦略を明らかにした。 |
雑誌 | |||||
雑誌 | 最適消費税率の再考察 | 共著 | 2015.. | 社会・経済システム第35号(pp.69-82) | 従来の従価税モデルの問題点を明らかにした上で、より現実の消費税制度に即した従価税モデルを構築し、最適消費税率などを明らかにした。 |
雑誌 | 最適課税システムとその直間比率の模索 | 共著 | 2011.10. | 社会・経済システム32号(pp.61-70) | 課税方式が異なる直接税と間接税を同一モデル内で展開し、最適な直間比率を具体的な関数形の閉形式解として導出した。また、均等限界犠牲に基づく一般的な課税法則を明らかにした。 |
雑誌 | 供給複占市場の動学的最適戦略 | 共著 | 2006.3. | 福岡大学経済学論叢第50巻第4号(pp.293-308) | 競合企業が数量調整を行うクールノー=ナッシュの供給複占動学市場における定常解と静学解の関係、定常解の安定性、および最適供給戦略を分析した。 |
紀要 | |||||
紀要 | Optimal Solution to the Ramsey’s Indirect Taxation | 共著 | 2010.5. | Center for Advanced Economic Study Working Paper Series (http://www.econ.fukuoka-u.ac.jp/) WP-2010-0005(pp.1-33) | 目的税の下での総余剰最大化問題に基づいて、ラムジールールを再考察しなおすとともに、具体的な線形・非線形モデルを用いて最適な間接税率などを導出した。 |
紀要 | 寡占市場における最適ループ戦略 | 共著 | 2010.3. | 福岡大学経済学論叢第54巻第3・4号(pp.187-227) | 寡占市場における相互反応項の違いで生じる開ループ戦略と閉ループ戦略を各定常状態とその調整過程に基づいて分析・比較した。その結果、開ループ戦略の定常解が需要曲線上に現れるのに対して、閉ループ戦略の定常解が需要曲線からオーバーシュートすることなどを明らかにした。 |
紀要 | 「ラムゼールール」と最適税率 | 共著 | 2008.3. | 福岡大学経済学論叢第52巻第3・4号(pp.395-434) | ラムゼールールの限界や問題点を明らかにするとともに、競争・独占市場の税収最大化問題や目的税の下での死荷重問題を展開し、各問題に対する最適税率を導出した。 |
紀要 | コースの推測と凸結合 | 共著 | 2007.9. | 福岡大学経済学論叢第52巻第1・2号(pp.51-65) | 独占企業の利潤最大化問題として定式化したコースの推測モデルをLQ制御問題の観点から展開し、コースの推測がどのような状況で成立するかを明らかにした。 |
紀要 | 供給複占市場の動学的最適戦略 | 共著 | 2006.3. | 福岡大学経済学論叢第50巻第4号(pp.293-308) | 競合企業が数量調整を行うクールノー=ナッシュの供給複占動学市場における定常解と静学解の関係、定常解の安定性、および最適供給戦略を分析した。 |
紀要 | 供給複占と数量調整 | 共著 | 2006.2. | 九州大学大学院農学研究院学芸雑誌第61巻第1号(pp.123-132) | 数量調整に基づく競争が行われるクールノーの複占市場を最適制御モデルで定式化し、最適な均衡(定常)価格と静学の均衡との関係を研究した。 |
紀要 | 寡占的市場の動学分析 | 共著 | 2005.10. | 九州大学大学院農学研究院学芸雑誌第60巻第2号(pp.287-296) | 寡占市場の微分ゲームモデルに推測的変動と相互反応項を組み込んだ利潤最大化問題を展開し、最適な均衡(定常)価格、静学の均衡価格、および、推測的変動のみを組み入れた時の均衡価格の関係を研究した。 |
紀要 | 推測的変動と供給寡占の動学モデル | 共著 | 2004.10. | 九州大学大学院農学研究院学芸雑誌第59巻第2号(pp.247-254) | 寡占市場の微分ゲームモデルに推測的変動のみを組み入れた利潤最大化問題を定式化し、最適な均衡(定常)価格と静学の均衡価格との関係を研究した。 |
学会発表 | |||||
学会発表 | 経済格差の収斂の力vs.拡大の力 | 共著 | 2015.10. | 社会・経済システム学会第34回大会 | 経済格差の発生メカニズムをマルコフ過程に見出した上で、再分配政策に基づくフィードバック制御項をマルコフ過程に導入した。また、そのモデルの定常状態やジニ係数を数値計算ソフトScilabで求めるとともに、ローレンツ曲線や時間経路を視覚化した。 |
学会発表 | 平均費用価格形成vs.限界費用価格形成 | 共著 | 2015.10. | 社会・経済システム学会第34回大会 | 自然独占と同構造である工業簿記のCVP分析と経済学の損益分岐点を比較しつつ、既知の固定費に基づく実証研究の手法を提案するだけでなく、数値計算ソフトScilabを用いて実際に計算可能であることを簡単な数値例で示した。 |
学会発表 | ガソリンの販売価格と最適な環境税のデザインについて | 共著 | 2014.10. | 社会・経済システム学会第33回大会 | 外部不経済が生じるガソリン市場で目的税を導入した政府の問題を、財政収支均衡の制約の下での総余剰最大化問題として展開した。また、この問題の最適な環境税とピグー税とを比較・検討した。 |
学会発表 | 最適な従価税率に関する理論的再構築 | 2013.10. | 社会・経済システム学会第32回大会 | 従来の従価税モデルの問題点を明らかにした上で、より現実の消費税制度に即した従価税モデルを構築し、最適消費税率などについての発表を行った。 | |
学会発表 | 平均価格形成のイノベーション | 共著 | 2011.10. | 社会・経済システム学会第30回大会 | 外部不経済が生じる市場における平均価格形成を具体的な関数形の下で再考察するとともに、御嵩町陥没事故に対する応用の可能性を検討・発表した。 |
学会発表 | 間接税に関する最適システム | 共著 | 2010.10. | 社会・経済システム学会第29回大会 | 目的税の下での総余剰最大化問題に基づいて、ラムジールールを再考察しなおすとともに、具体的な線形・非線形モデルの最適な間接税率などについての発表を行った。 |
学会発表 | 動学的寡占市場における最適戦略 | 共著 | 2009.11. | 日本応用経済学会2009年度秋季大会 | 寡占市場における相互反応項の違いで生じる開ループ戦略と閉ループ戦略の定常状態や調整過程についての発表を行った。 |
学会発表 | A Closed Loop Solution to the Coase’s Conjecture | 共著 | 2003.10. | 西日本理論経済学会第124回例会 | 独占企業の利潤最大化問題として定式化したコースの推測モデルをLQ制御問題の観点から展開し、コースの推測がどのような状況で成立するかを発表した。 |