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写真:経済学部 経済・経営学科准教授 准教授 (Kunisaki Ayumi)
教員氏名 國﨑 歩
ローマ字 Kunisaki Ayumi
所属学部 経済学部
所属学科 経済・経営学科
職 名 准教授
所属学部(兼任1) 大学院
所属学科(兼任1) 経済・経営学研究科
職 名(兼任1) 講師
所属学部(兼任2) 共通教育センター
研究室 S339(深耕館)
メールアドレス kunisaki@kyukyo-u.ac.jp
オフィスアワー 水曜日 12:30 ~14:00
学生諸君へ マーケティングの目的は、社会、経済、環境の急激な変化により、問題に直面している人々に解決策と希望を提供することにあります。私たちを取り巻く状況は一定ではなく、常に変化しており、その中で何を守り、何を変えていくべきかの判断が必要になります。そのためには、自らの現状把握、戦略策定が重要であり、マーケティングにおける様々な手法について学びを深め、物事を多面的に見る力を身に着けてもらいたいと思います。
取得学位 博士(経済学)
学歴 中央大学商学部経営学科 卒業
明治大学大学院法学研究科公法学専攻博士課程前期 修了 修士(法学)(明治大学第4111071010号)
鹿児島国際大学大学院経済学研究科地域経済政策専攻博士後期課程 修了 博士(経済学)(鹿児島国際大学第22号)
専門分野 経営学、マーケティング、消費者行動
所属学会名 九州経済学会、日本企業経営学会、日本消費経済学会、亜東経済国際学会、日本経営診断学会、日本マネジメント学会
教育研究社会活動の概要 環境問題への消費者意識、エコ商品における購買行動の影響要因についての研究を行っています。
担当授業科目 マーケティング論、流通管理論、経営学概論、経営管理論、ビジネス法務、福原学、職業とコミュニケーション、職業人入門、ゼミナール入門、ゼミナールⅠ、ゼミナールⅡ、ゼミナールⅢ、ゼミナールⅣ、ゼミナールⅤ
学内における委員会活動等 広報委員会、学生支援委員会、懲戒委員会
社会貢献・国際連携等 NPO法人九州総合研究所研究員
種 類 著書・
学術論文の名称
単著
共著
発行
年月等
発行所等 概 要
著書
著書 『現代の簿記論』 共著 2021.3. 税務経理協会 複式簿記の基本的な構造と仕訳について、初学者を対象として解説を行い、貸借平均の原理を説明したものである。
筆者は、「第13章 その他の債権と債務」を担当した(97-106頁)。
著書 『現代流通政策』 共著 2020.9. 五絃舎 本書は、流通・商業に関わる流通政策の基本的な知識と考え方について考察したものである。特徴として、日本の流通政策の特徴と現状を記述したうえで、アジア・ヨーロッパの流通政策の特徴をまとめ、流通政策の国際比較を行った点があげられる。
筆者は、「第4章第3節 バイイングパワーの問題」を担当した(80-90頁)。
学術論文
学術論文 A Research on the Effect of Designability for Eco Purchase Attitude(査読付) 共著 2020.7. 五絃舎 亜東経済国際学会研究叢書 ㉒『東アジアの社会・観光・経営』 223-235頁。

エコ購買態度への影響要因として、先行研究を参考にデザイン性を新たに新要因として策定し、その影響力をアンケート分析により実証した。調査対象は日本と台湾の幅広い年代の消費者であり、その結果、デザイン性のエコ購買態度への影響に関する日本と台湾の相違点が明らかとなった。
学術論文 環境配慮製品の購買とライフスタイル―デザイン性への影響分析を中心として―(査読付) 単著 2019.2. 五絃舎 亜東経済国際学会研究叢書 ㉑『東アジアの観光・消費者・企業』 57-69頁。

日本の消費者の環境配慮製品の購買行動の影響要因について、ライフスタイルの観点を加えたモデルの策定を行った。日本の消費者の環境配慮製品の購買の視点から、ライフスタイルを分類し、そのライフスタイル因子とクラスタを明らかにした。また、エコ購買態度の新たな影響要因としてデザイン性を策定し、ライフスタイルがデザイン性に与える影響力についてアンケート調査を行い実証した。その結果、4つのライフスタイル因子がデザイン性に影響を与えることが判明した。
学術論文 マーケティングにおける消費者行動(査読付) 単著 2019.2. 五絃舎 亜東経済国際学会研究叢書 ㉑『東アジアの観光・消費者・企業』 81-92頁。

マーケティングにおける消費者行動に関して、マーケティング研究の経緯について先行研究の整理を行い、マーケティングの概念、消費者志向に至るまでのマーケティングのスタンスの変遷、マーケティングと消費者行動の関連性についてまとめた。定義の変遷は、マクロ的視点の導入、非営利組織活動を含む概念への拡大、社会的概念の領域まで拡張されたことが文献整理から明らかとなった。
学術論文 日本におけるエコ購買態度への影響要因―有効性評価、独自性、デザイン性の分析を中心として―(査読付) 単著 2017.11. 五絃舎亜東経済国際学会研究叢書 ⑲『アジアの産業と企業』 57-69頁。

日本の消費者を対象に、エコ購買態度の影響要因を解明するために、これまで先行研究で認められていた有効性評価に加え、新たに2要因を策定し、分析モデルと仮説を構築しアンケート調査により実証分析を行った。
その結果、3要因のエコ購買態度への影響力は実証された。また、3要因の中で有効性評価の影響力が最も強いということを明らかにした。
学術論文 社会的規範とエコ購買態度の関連性に関する研究―日・台消費者の比較分析(査読付) 単著 2017.6. 台湾・暉翔興業亜東経済国際学会研究叢書 ⑳『東亜産業発展興企業管理』 284-294頁。

日本と台湾の消費者を対象にしたアンケート調査の結果から、社会的規範とエコ購買態度の2つの変数間の影響について定量的に比較分析を行った。
その結果、両国とも社会的規範はエコ購買態度の影響要因として影響力が実証されたが、社会的規範の影響力は日本よりも台湾のほうが強いということが明らかとなった。それをうけて、異なる両国のマーケティング戦略への示唆に繋がった。
学術論文 台湾における消費者の環境配慮製品の購買行動に関する研究(査読付) 単著 2017.6. 台湾・暉翔興業亜東経済国際学会研究叢書 ⑳『東亜産業発展興企業管理』 248-260頁。

台湾の消費者の環境配慮行動に関する先行研究は極めて少なくその実態も明らかとなっていないため、台湾の消費者を対象にアンケート調査を行い、エコ購買行動の影響要因について実証分析を行った。
学術論文 エコ購買態度の規定要因に関する一考察(査読付) 単著 2016.10. 日本企業経営学会研究論集『企業経営研究第19号』 61-73頁。

環境配慮製品の購買態度(エコ購買態度)の規定要因がいまだ明らかにされておらず、実証研究が不足しているという先行研究の問題点から、日本の消費者を対象にアンケート調査を行い、社会的規範、ベネフィット、企業製品情報とエコ購買態度の変数間の影響を定量的に分析した。
その結果、社会的規範、ベネフィット、企業製品情報はエコ購買態度の規定要因として影響力が実証された。
学術論文 環境配慮製品の購買行動への影響要因に関する先行研究とその問題点(査読付) 単著 2015.11. 台湾・暉翔興業亜東経済国際学会研究叢書 ⑱ 『亜洲産業発展興企業管理』 280-288頁。

環境配慮製品の普及の背景として、企業と消費者の持続可能な社会への取り組みがあることを説明し、消費者の環境配慮製品の購買行動に関する先行研究を整理し問題点を抽出した。
日本国内における環境配慮製品の購買行動に関する研究の不足、実証研究の蓄積の必要性について説明した。
学術論文 Demonstrative Research on Marketing Strategy of Japanese Service Industry in Taiwan(査読付) 単著 2015.11. 台湾・暉翔興業亜東経済国際学会研究叢書 ⑱ 『亜洲産業発展興企業管理』 181-192頁。

台湾日系サービス業を対象としてアンケート調査を行い、企業のマーケティング戦略に関してモデルと仮説を構築し、モデルの変数間の影響力を実証した。
学術論文 日系サービス企業のマーケティング戦略への影響要因―中国と台湾の日系サービス企業の比較分析―(査読付) 単著 2015.3. 五絃舎 亜東経済国際学会研究叢書 ⑰ 113-126頁。

日系サービス業を対象として、マーケティング戦略への影響要因に関して、アンケート調査に基づき分析モデルと仮説の検証を行い、中国と台湾で比較分析を行った。
その結果、中国日系サービス業の方が仮説が支持される結果となった。企業属性の相違がモデルの変数間の影響に差異を生じさせる可能
性があることが導かれた。
学術論文 中国日系サービス業のマーケティング戦略に関する実証的研究(査読付) 単著 2014.3. 台湾・暉翔興業亜東経済国際学会研究叢書 ⑯ 『東亜社会発展興産業経営』 (p198-206) 198-206頁。

中国日系企業に関する先行研究において、サービス業を対象とした研究が不足しているという問題点から、サービス業のマーケティング戦略に関して、モデルと仮説を構築し、アンケート調査によりマーケティング戦略に関する実証分析を行った。
その結果、内部環境、外部環境、経営成果、マーケティング戦略という変数間の影響力が実証されることを明らかにした。
学会発表
学会発表 A study on the relationship between Eco purchase attitude and design in Japan and Taiwan 単著 2019.5. 第54回亜東経済国際学会 (於:中国・同済大学経済与管理学院) 日本と台湾の消費者の環境配慮製品の購買態度への影響要因の共通点と相違点を明らかにするために、これまで先行研究では明らかにされていないデザイン性を筆者が独自に新要因として策定し、アンケート調査により実証分析を行った。その結果、両国においてデザイン性がエコ購買態度の新要因として実証され、両国の相違点も明らかとなった。
学会発表 ライフスタイルの態様からみるエコ商品の購買に関する特徴についての一考察 単著 2018.11. 日本マネジメント学会中国・九州部会 (於:アクロス福岡) 日本と台湾の消費者のエコ購買行動の影響要因を明らかにするべく、これまで行った実証研究をもとにライフスタイルの観点から年代別の特徴に着目し、年代別のライフスタイルの特徴とエコ商品の購買行動との関係性についての考察を発表した。
学会発表 エコ商品の購買における消費者のライフスタイルと有効性評価に関する一考察 単著 2018.3. 日本マネジメント学会 中国・九州部会 (於:アクロス福岡) 日本の消費者を対象に、環境配慮製品の購買の観点からライフスタイルと影響要因の一つである有効性評価について、アンケート調査により実証分析を行った。その結果、日本の消費者のライフスタイルの態様が明らかとなり、有効性評価のエコ商品の購買への影響力が認められた。また、有効性評価に影響するライフスタイル因子とそうでない因子の特徴を明らかにした。
学会発表 日本における消費者の環境配慮製品の購買とライフスタイルに関する一考察―社会的規範への影響分析を中心として― 単著 2017.12. 日本企業経営学会 第55回研究部会 (北九州大会) (於:九州共立大学) 日本の消費者の環境配慮製品の購買とライフスタイルの関係を明らかにするために、環境配慮行動の影響要因である社会的規範とライフスタイルについてアンケート調査を行い実証分析を行った。その結果、社会的規範に影響するライフスタイル因子が明らかとなった。
学会発表 日本における消費者のライフスタイルとエコ購買態度の規定要因に関する一考察 単著 2017.12. 「東アジアの観光・産業・企業」国際学術会議 (於:熊本学園大学) 日本の消費者のライフスタイルを環境配慮製品の購買の観点から解明するために、アンケート調査により実証分析を行った。
その結果、日本の消費者はライフスタイルから5つの因子が抽出され4つのクラスタに分類されることがわかり、それぞれの特徴によってエコ製品に積極的なグループとそうでないグループに分けられることが判明した。
学会発表 台湾の消費者のライフスタイルに関する一考察―エコ製品の購買についてのアンケート調査を中心として― 単著 2017.11. 亜州服務業管理應用興未来展望國際検討會 (於:台湾 南臺科技大学) 台湾の消費者の環境配慮行動に関する先行研究は少なく、その実態を解明するために、ライフスタイルの観点から環境配慮製品の購買についてアンケート調査を行った。
その結果、台湾の消費者は環境配慮製品の購買に関してライフスタイルによって5つの因子が抽出され、さらに4つのクラスタにわかれることが明らかとなった。
学会発表 消費者のエコ購買態度への影響要因に関する一考察―日本と台湾の比較分析― 単著 2016.12. 九州経済学会第66回大会 (於:九州大学) 環境配慮行動の影響要因として先行研究で認められた要因をエコ購買態度の影響要因として策定し、モデルと仮説を構築し、日本と台湾の消費者に対してアンケート調査を行い、仮説の検証を行った。
その結果、両国のエコ購買態度の影響要因として情報・メディアが実証され、日本の方が台湾よりも影響力が強いということが明らかとなった。
学会発表 A study on determinants of Eco Purchase Behavior in Japan 単著 2016.10. 第47回 東アジアの福祉・観光・産業国際学術会議 (於:鹿児島国際大学) 日本の消費者のエコ購買行動の影響要因を明らかにするために、先行研究から新要因を策定し、エコ購買行動に至るまでのモデルと仮説を構築し、アンケート調査により環境配慮製品の購買行動の要因についての実証分析結果を発表した。
その結果、新要因からエコ購買態度への影響力が認められ、エコ購買行動への影響要因として、エコ購買態度、エコ購買意図、エコ購買行動の3つの変数間の影響力も実証された。
学会発表 Empirial Research on Eco Purchase Attitude in Taiwan 単著 2016.8. 東北亜福祉事業・産業経営国際学術検討会 (於:韓国・長善総合福祉共同體大講堂) 台湾の消費者のエコ購買態度の影響要因を明らかにするために、デザイン性を新たに影響要因として策定し、先行研究からモデルと仮説を構築し、台湾の消費者に対してアンケート調査を行い、仮説の検証を行った。
その結果、デザイン性のエコ購買態度への影響力が認められ、実証された。
学会発表 日本の消費者のエコ購買行動への影響要因に関する一考察―購買経験と関心の分布を中心として― 単著 2016.5. 河南科技大学国際会議 (於:中国洛陽・河南科技大学) 日本の消費者の環境配慮製品への関心と購買経験の現状を把握するために、幅広い年代の日本の消費者に対してアンケート調査を行った。また、環境配慮製品の購買行動について、新要因としてデザイン性を策定し、デザイン性、エコ購買態度、エコ購買意図、エコ購買行動の4つの変数間の影響力を分析した。
その結果、4つの変数間の影響力が実証され、環境配慮製品への関心の大きさ、購買経験の多さが明らかとなった。
学会発表 日・台における消費者の環境配慮製品の購買行動に関する研究 単著 2016.4. 第44回 東アジアの産業・観光発展国際学術会議 (於:鹿児島国際大学) 環境配慮行動の規定要因として先行研究で主に実証されてきた社会的規範をエコ購買行動の影響要因として策定し、モデルと仮説を構築し日本と台湾でアンケート調査を行い、その結果について比較分析を行った。
その結果、日本と台湾はともに社会的規範はエコ購買態度への影響力が認められ、エコ購買態度、エコ購買意図、エコ購買行動の3変数間の影響力も実証された。また、社会的規範は日本よりも台湾のほうが強いという結果であった。
学会発表 台湾における消費者の環境配慮製品の購買行動に関する一考察 単著 2015.11. 第108回 日本観光学会太宰府全国大会 台湾の環境配慮行動に関する先行研究として、台湾企業の環境マネジメントに対する消費者の受容度についての研究を整理し、その問題点から、台湾の消費者を対象としてアンケート調査を行い、環境配慮製品の購買行動の3要因についての実証分析結果を発表した。その結果、3要因からエコ購買態度への影響力が実証され、エコ購買態度、エコ購買意図、エコ購買行動の3つの変数間の影響力も実証された。
学会発表 台湾における消費者の環境配慮製品の購買行動に関する一考察 単著 2015.11. 第108回 日本観光学会太宰府全国大会()
学会発表 エコ購買態度の規定要因に関する一考察 単著 2015.2. 第9回 日本企業経営学会国際学術研究大会 (於:岐阜市産業文化センター) 消費者の環境配慮製品の購買態度を「エコ購買態度」とし、エコ購買態度の規定要因を明らかにするために、モデルと仮説を構築し、日本の消費者を対象にアンケート調査を行い仮説の検証を試みた。先行研究を参考に社会的規範とベネフィット、新要因を策定した。
その結果、3要因ともエコ購買態度への影響力が認められた。
学会発表 環境配慮製品の購買行動への影響要因に関する一考察 単著 2014.12. 第40回 亜東経済国際学会 東アジアの社会・産業・企業国際学術会議 (於:長崎県立大学) 環境配慮製品の普及の背景として、企業と消費者の持続可能な社会への取り組みがあることを説明し、環境配慮製品の購買行動に関する先行研究の整理を行い、国内の先行研究の問題点について発表した。
また、新たな規定要因の可能性について発表した。
学会発表 An empirical study on marketing strategies of Taiwan Japanese service industries 単著 2014.7. 第39回 東亜の福祉ビジネス・ 産業経営国際学術検討会(於:韓国・長善総合福祉共同體大講堂) 台湾日系サービス業を対象としてアンケート調査を行い、マーケティング戦略に関してモデルと仮説を構築し、モデルの変数間の影響力を実証した。その結果、内部環境、外部環境、経営成果、マーケティング戦略という変数間の影響力が実証されることを明らかにした。
学会発表 台湾日系サービス業のマーケティング戦略 単著 2013.12. 第38回亜東経済国際学会(於:鹿児島国際大学) 台湾日系企業に関する先行研究は、製造業に関する研究がほとんどであり、サービス業に関する先行研究は極めて少ない。そこで、先行研究からモデルと仮説を構築し、内部環境と外部環境の経営成果への影響力について台湾日系サービス業を対象としてアンケート調査を行い実証分析を行った。
その結果、内部環境と外部環境は経営成果への影響力が実証された。
学会発表 中国日系サービス業のマーケティング戦略に関する研究―経営成果への影響に関する一考察― 単著 2013.10. 第37回亜東経済国際学会(於:台湾・南臺科技大学) 中国日系サービス業のマーケティング戦略に関して、モデルと仮説を構築し、アンケート調査によりマーケティング戦略に関する実証分析を行った。その結果、内部環境、外部環境、経営成果、マーケティング戦略という変数間の影響力が実証されることを明らかにした。